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気分の上げかたはシンプル

たぶん前日に4時間もヨットに揺られたせいもあると思うのだけど、翌日は酷い片頭痛で1日起き上がれなかった。 体調が悪いと気分もめげるので、とてもじゃないけど「Live Love Laugh and Surf♡」なんて気持ちになれないし、そんなときに輝いている人を見ても全然前向きにはなれず、それどころか「若いっていいな」とか「健康っていいな」とか、いつもは出てこないようなひがみが出てきてどんどん落ちていく。 そう、感情って階段みたいな特徴があって、地下に落ちちゃうと、いきなり最上階には上がれない。一度、地下に入り込んでしまったら、最上階にいるきらきらと輝いている人を見たり真似たりしてもインスパイアされることはまずなく、はじき飛ばされるだけだから、這い上がりたかったら、まずは目の前の階段を一つ上がることに集中する。 この場合、目の前の階段を一つ上がることとは、今この瞬間に自分の気分がほんのちょっとマシになることを探して実行することだ。 例えば、アイスクリームが食べたいなら食べる。そこで、「体に良くないよな、甘い物は」と意識で批判を入れない。むしろ、望むことをちゃんとやったと自分を褒める。食べたことを褒めていい気分になれないなら食べない方がいい。その場合は、食べなかったことを褒めて気分が良くなればそれでいい。いずれにしても、自分の気分がちょっとでもマシになることを探して、実践し続ける。酷い頭痛のさなかにも、探そうと思えば、必ずある。つべこべ考えていないでちょっと寝る、でもいいのだ。そうすることで気分がマシになりそうなら。 それらの小さなことをコツコツとバカみたいに繰り返していると、地下にいるかのようなかなりネガティブな感情はようやくゼロ地点、地上に戻ってこられる。そこまできたらしめたもの。まあ、そこからも、やることは、「今、自分の気分がちょっとマシになること」を探してやる、それだけなんだけど。でも、気付いたら、きらきら輝いた人を見ても、「あの人と自分は違う」と卑屈にならずに、「元気と勇気をくれてありがとう」と自然に思える自分がいるようになっている。無理に思おうとしなくても自然に思えるようになっている。けれど、そう思えるようになるまでには地下からはワープしては来られないのです。 今、自分の気分がちょっとマシになることを見つけたけれど、いろんな理由でやれない、ということもある。けれど、その場合は、今、与えられた環境でやれる精一杯のことをするだけでエネルギーは同じ階で保たれる。たとえば、「やりたい」と誰かに意思表示すること。たとえ、断られても、欲求を自分のうちに留めて押しやった場合とは、心と体の躍動が違う。 そうやって落ちたり上ったりの繰り返しで、上っていると感じられる時間、上階にいられる時間が多くなれば人生はかなり楽になる。でも落ちている時間もあっていい。落ちても上り方を知っていれば怖くないし、上ってしまえば落ちていた自分でさえ愛おしいと思うから不思議なものだ。

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