やる気はなくていい
ここのところ、なんかやる気が出ないな〜と感じていて、どうしたらやる気が出るのかな〜と本やネットを読みあさって模索していたところ、「そもそもやる気って、なくっちゃいけないの?」という一文に出会い、はっと我に返った。
取り組んでいる物事、すべてをやる気満々でできたら最高で、そうなるのが理想だ。でも残念ながらまだそんな現実を生きられていない。その場合、目の前にある、いまいちやる気の出ない物事の中から何かときめき要素を見つけて、やる気を引き出そうというのはかなり難しい。
わたしの体験からすると、こういうときに大事なのは、やる気の出ない物事はとりあえず「それはそれ」と割り切って必要最低限の労力でこなすこと。そして、他にやる気を感じる物事に携わる時間を捻出して、そっちを実行すること。
やる気を感じる物事を実行と言ってもそんな大げさなことでなくていい。
たとえば、ちょっと寝たいなら、寝たいのがやる気。だから寝る時間を作る。ダラダラしたいなら、ダラダラしたいことにやる気があるのだ。ダラダラする時間を作ればいい。
それをやっていると、自分の振動が前向きに変わるから、その時点で、先ほどのあんまりやる気の出なかった物事に再度取り組むと、先ほどはなかった視点が出てきて、少しはマシな気持ちで取り組めたりする。もしくは、やっぱりそのことに関してやる気は出なかったとしても、他にやる気の出ることを満たしてあげているから、そのひとつのことにやる気が出ないことくらい気にならなくなる。

サーフィンとか、これまでやる気いっぱいだったことへの情熱も少し落ち着いてしまっている。まあ、好きだから続けることはかわらないけれど。
要は、アメリカ暮らしにも慣れて、新しい刺激が減って、飽きたというか退屈を感じるようになったってことだろう。
逆に考えれば、次のステージのはじまり。
この4月はとにかくたくさん新しいことに顔を突っ込む月間にしよう。