直感を信頼するってこういうことか
本田健さんのブログで、「直観力を高めるには」という質問に対しての回答が面白かった。
要約すると、本田さんは直観力が高いわけではなく、また高めようとしてきたわけでもなくて、単に直感で選択する生き方をしている、ということ。
AとBの選択があったとして、Aを選ぼうと、Bを選ぼうと、どっちであれ全力を尽くせば結果は出るもので、どちらを選んだのが正しい、間違いだというのはないから、本田さんはただ直感で選んだほうを全力でやる、ということを続けているだけだと。
この「全力でやる」が鍵だってようやくわかった。たとえば、Aを直感で選んで、なにか困難に遭遇したとき、「Aという選択が違ったのか?」と考えて「やっぱりBだったかなぁ」と試行錯誤してしまいそうだけど、とりあえずAを選んだんだからAをやりきってみればいいのだ。
本田さんも書いているように、「迷い」がエネルギーも時間も消耗していることがかなり多いのだ。直感で生きる生き方は、その迷いに使うエネルギーと時間が節約される、ということ。
そして、直感を信頼するということは、自分の直感は信じられるかどうかということではなくて、「そう直感で思って決めたから信じてやる」という自分の選択ってことですね。