10.27.2019

キッチンテーブルで使っているスツールを新調した。そんなつもりなく出かけた先で、思いがけず理想のスツールと出会って、購入を即決した。

スツール自体は、この1、2年ずっと探していた。ことあるごとに物色していたおかげで、やっぱり背もたれはほしいな、とか、足置きもあるにこしたことない、とか、上下に調節できることは必須だな、とか、ほしいスツールのイメージはかなり具体的になっていた。ただ一方で、店で見るスツールはどれもだいたい理想に対して何かちょっと足りないというものばかりで、ほしいと思ってから購入するまでに2年くらいかかってしまった。

その間、「このあたりで妥協してもいいかな」と思うものにも何度か出会ったが、妥協しなくてよかった。というのも、新たに購入したスツールは、わたしたちが理想の条件として掲げるポイント全てを満たすだけでなく、予算を下回る価格だったのである。

それで改めて思ったのだが、スツール購入に至るまでの一連の流れは、エイブラハムがよく言っている宇宙の引き寄せの法則そのものの体験であった。

・まずは何を望んでいるのか具体的にイメージして願望を放つこと。

・イメージを具体的にするにはいろいろな体験をサンプルにすればいい(この場合でいえば、いろいろなスツールを見て回ることがそれに当たる)。

・理想の物事(状況)は必ず手元にくると信じること(妥協することは信じていないということになる ※ただしそれが悪いわけじゃない)。

・心底信じることができて(執着を手放せて)、リラックスしているとき、その理想は現実化する。

スツールという、わたしの人生の重要課題でないものだったから簡単にできたけれど、重要課題でも法則は一緒。この法則を知って、実践し、享受できるようになると、人生は本当に楽しくなる。

嫌なことがあっても、その嫌な体験は「望み」を知る機会にしかすぎないとわかれば、「なんでこんな嫌なことが起こるの」と嫌なことの中でぐるぐると停滞することがなくなるし、望みは絶対叶うのだと決めれば、そもそも叶うと思っているから、待っている時間を楽しめる。

待っている時間が楽しければ、望みが最終的に叶おうと叶うまいと、結局楽しいということになる。

エイブラハムの言っている宇宙の法則は、「願望の現実化の法則」というようによく語られるけれど、その考え方を採用すれば、「いま」しあわせを感じられる「しあわせになる法則」であるなぁとも思うのだ。

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