11.13.2019

生後9ヵ月となった愛犬、ユパ。かわいいのだけど、かつて日本で義父とくらしている愛犬オセロと比べると圧倒的に写真に撮ってあげる頻度が低い。その理由は単に、わたしがあの頃より家にいる時間が少なく余裕がないからでもあるし、ユパは独特のワイヤーヘアでモヒカン&ヒゲ面で、そこが好きなんだけど、写真にすると映えないからでもある。あと、家が片付いてないせいで、せっかく写真を撮っても背景が気になり、ときめかない、というのもある。
だけど、いま現在の、子犬の時期ならではの成長や行動、それに対するわたしの心の動きは、やがていつか記憶からこぼれ落ちてしまうから、せめて言葉で記録しようとこれを書いている。
まず、寒くなったきたからだろう、最近、ユパは朝方に布団に潜り込んでくるようになった。それがまた、わたしの隣りにきて、器用に前足を使って掛け布団をあけ、頭から入ってくるのが面白い。で、胴体の途中まで入ったらお尻は出したまんまで眠るのだ。苦しくないのかと心配になるけど、苦しくないからやっているんだろう。ちなみに、そのとき、ユパの頭はだいたいわたしのお尻にある。なぜまたそんなところに…と思わなくもないが、そこが落ち着くのだろう。
それから、ここのところ、何かを訴えるときに吠えてもいいことはないと学んだようで、吠える代わりに、ハウス(ケージ)に入って、じっと見るという技を覚えた。これもある意味、要求の仕草で、毎回それに応えていてはしつけとしてはよくないのであろうが、なにせおとなしく「おすわり」をして、上目遣いでじっと見つめられるとママはついかまってあげたくなってしまう。
あと、トレーニングも地味ではあるが進んでいて、「おすわり(Sit)」と「ふせ(Down)」「待て(Stay)」の他に、「お手(Shake Hand)」と「回転(Roll Over)」を覚えた。回転した後におやつをもらえるので、たまにおやつが早くほしくて回転が中途半端になるときがあるのもまたかわいい。それから、スケボーにも乗れるようになった。まだ自力で漕げないけれども、「Place」と言えばボードに乗るし、そのまま「待て」と言えば、スケートボードが動き出してもじっとして乗ったままでいる。もちろん、その先にある、わたしが持っているおやつが目当てだけれども。
親ばか炸裂だけど、全体的に見て、頭はいい子だ。けど、いまのライフスタイルでは一緒にいる時間が圧倒的に少ない。これはわかっていたことだけど、やっぱり寂しい…とりあえず、来年は犬と一緒にいられる時間をもっと増やしたい。いや、増やす、と、決めてしまおう。