11.17.2019

風邪で体調がいまいちだった一週間。1日たっぷり寝れば回復しそうだという感覚はあるのだけど、いかんせん次の号の印刷締切が間近で、特集の制作担当でもあるため、休むという選択ができる状況にない。今週に限ってあいにく土曜日も気の張る取材が入っていて、土曜日ものんびり眠ることはできず、結局、ひどくはならないけれども、回復の方向に向かう手応えもない体調の日が4、5日続いた。
土曜日の午後まるまる寝て、その夜にようやく、回復の方向に向かったという手応えを得ることができた。
風邪が治る方向に切り替わったことが自分でわかることが結構ある。体調はまだそこまでよくなっていなかったとしても、体が細菌に勝利したかなんかで、これからは大丈夫だと思える瞬間。わたしの場合は、急に掃除や洗濯がしたくなる。したくなっても体力はまだ追いつかないのでしないんだけど。少なくとも掃除や洗濯がしたくなるくらい、気力は出てきたということだろう。
なんで掃除や洗濯なのか、我ながら面白いのだけど、これもまた体からの声なのかもしれないね。戦った細菌たちがいろいろ付着しているだろうものは洗って一新したくなるのかもしれない。
で、土曜日の夜、ここまで書いたところで終わっていた。予想通り、日曜の朝は体調が8割がた回復していた。ただ、サーフィンをするかいなかは、ちょっと悩んだ。今日は胸肩とそこそこサイズがあるので、病み上がりでは体力が持つかちょっと自信なく、体を冷やすのもよくないだろうな…でも、なんとなく脳裏にめちゃくちゃ楽しく乗ってはしゃいでいる自分も思い浮かぶ…ので久しぶりにOリングで自分に聞いてみたら、なんとサーフィンに行けという。それを信じて行ったら、それはそれはすばらしいライディングができていいホルモン大放出されて、8割がたと思っていた体調は、10割治ったと思えるほど完全復活。
仕事のストレスも大きかったんだろうな。アメリカに来てみたら、元気な人がいっぱいいて、そんな中でわたしはどうも体弱い子みたいに言われちゃうんだけど、わたしとしては、大変素直で、キャパオーバーになるとすぐにサインを出してくれる、ありがたい体、と思っている。無理ができないって、考えようによってはすごくありがたいことなんだ、と。