12.27.2019

新月があけたからか、ジュースクレンズを終えたからか、新しいアイデアやイメージがどんどん下りてきてやる気にみなぎる年の瀬。洋服も変えたくなって、変化のときなのだろうと思う。
変化のときにはだいたいわかりやすく乗り物の夢を見るのが常なのだが、今回はバスであった。バス旅行で休憩のために停まったバスから降りたわたしたちがトイレに行った後寄り道なんかをしてバス停に戻るともうそこにバスはなかった。ちょっと慌てて、でも、絶対大丈夫という確信もあって、大きなターミナルを歩き回っているうちに、停めたところとは違うところで停車しているバスを見つけた。
わたしたちが乗り込むと静かに扉が閉まった。待たせてしまったけれど、そこにはわたしたちが乗る席がちゃんとあけてあった。わたしたちのぶんの場所。
バスはゆっくりと動き出した。同乗者の顔は見えなかったけれど、寄り道を終えてちゃんと帰って、その人たちと一緒に(精神世界的な意味の「一緒に」)旅路を楽しむのだなと思った。そして、もちろん寄り道にも意味はあって、わたしたちは休憩して、外側に出たことで、自分たちの乗っていたバスがどんなバスであるか、ちゃんとわかって、そのうえで、自分の意志で戻ったのだ。