01.01.2020

Happy New Year! Jump into the light!
2020年1月1日。新年最初の朝日をめいっぱい浴びたくて相方とユパと裏山をハイクした。リーシュから解き放たれたユパは全身を弾ませて走り回るが、行き過ぎるとわたしたちが追いつくまで待っているのがかわいい。2人と1匹のささやかだけどしあわせな時間。亡夫と愛犬オセロとこんなふうに過ごした年のことが蘇る。あのときわたしはこんなしあわせなことはないとしみじみ思ったのであった。亡夫とオセロと過ごしたあの時間はもう再現できない。その寂しさはいつもどこかにあるけれど、それは死別とかそういうことより、時間は巻き戻せないというような一般的な寂しさと同じに感じる。いまはむしろ、あのとき手元からなくなってもう二度と手に入らないと思ったしあわせな時間を、違う人と違う犬とではあるけれど、また過ごすことができているという事実を心からありがたく思う。