01.04.2020

休日の朝の裏山散歩が日課になりつつある。ユパはアンリーシュになると飛び跳ねて行く。そのうちどんどん興奮して目がらんらんと光ってくると、呼んでもすぐには帰ってこなくなる。我々がしびれを切らして追いかけてしまっては屈することになるので我慢比べ。呼んだ場所から一歩も動かずに辛抱強く待ち続けるとユパは仕方なしにやってくる。面白いのは、指令に従ったごほうびとしてトリートを口元に持っていっても食べないこと。「こんなものもらうくらいなら自由にしてほしい。自由でいたかったのに呼ばれたから来ただけで、お菓子は自由の対価にはならない」と主張しているかのようだ。日本にいるオセロは食いしん坊だからこんなことはまずなかった。犬にもほんと、いろいろ個性があって面白い。とりあえずいまのところわたしが認識しているユパは頭は悪くないが、主張も強い犬。そして犬や人に対しては控えめなのに新しい場所や物事に対しては好奇心いっぱいで向こう見ずに行動する。ああ…ちょっと自分に似ている。