01.20.2020

2012年、夫を亡くした直後は、『セラピスト』というセラピスト向けの専門誌で取材執筆をさせていただくことが多かった。仕事だし、一度しか会わない相手だしで、取材する方に、わたしが夫を亡くしたばかりであることを告げたことはなかったにもかかわらず、取材相手が「この精油は大切な人を亡くしたばかりの人に好まれることが多いんですよ」とか、「実母を自宅で看取ったばかりなのです」と話しはじめたりすることが続いて、編集者の方と顔を見合わせることがたびたびあった。いまも取材は、仕事というより、いま自分の必要なエネルギーに触れたり、言葉をもらったりするために動かされているだけではないかと思うことが度々ある。今日もそう。「心から好きなことをしているときは追い風が吹く」という言葉がその方からでてきて、「ああ、今日はこれを聞きにきたのだ」と感じた。自分より少し年上で、ロールモデルにしたいような生き方をしている方。そういう方とお会いしたときに、なんとなく引け目を感じてしまうときは、自分のしていることにウソがあるときだってわかってる。ウソというのはつまり、自分の心の奥と、表の言動が一致していないということ。心というのは忙しくて掃除していないとあっというまに慣れたほう(本音と違うほう)に傾くものであるな。と気づいたので、はてはて、何から手をつけるか。とりあえずはまた今日のランチどうする、みたいな小さなことから丁寧に、で。

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