02.06.2020

印象的な夢を見た。どういうわけか知らない男の子の面倒を見ることになって、見守りながら遊ばせていたのだけど、その子が高いところから落ちて死んでしまう夢。彼が落ちたとき、夢の中のわたしは大変に冷静で、目が覚めてからも夢に対してイヤな印象は残っておらず、むしろ自分の中の何かが(いい意味で)葬られたのだと感じた。この間、会社の会合で30代の女の子達と話して、彼女たちがいま直面している恋愛の悩みなどを聞いたのだけど、あまりにかわいらしくて、彼女たちは本気で悩んでいるのは重々承知のうえで、「いま悩んでいるようなことは年取ったらどうでもよくなって、悩んでいたことが懐かしくなるから、悩んでおけばいい」とばばくさいこと言ってしまった(笑)。良くも悪くも、わたしはあの頃のようなことでは悩めない。年を取ったなぁ。でも、戻りたいかというとそんなことはなく、ただ、45歳のわたしのいまを受け入れて先を見据えて進もうという気持ちが増した。その決意が、幼い子を葬るという夢に象徴的に出てきたような気がした。