03.07.2020

相方の誕生日。夜はイタリアンに行こうねと言っていたのに、サーフィンのあと空腹すぎで、ボリュームあるランチを平らげてしまい、夜までにお腹が空かず、結局、豚汁とかカレーとか残りもので済ませることになった。わたしもこんな調子だが、相方もわたしの誕生日などこんな調子で、サプライズ企画とかロマンチックなこととかなんもしない。亡くなった夫は企画の天才で、人を喜ばせたり笑わせたりするのが好きだったが、さすがに一緒に暮らしはじめたら、そこまで特別で大々的な企画を誕生日にすることはなくなった。でも、わたしはむしろ、それがうれしかった。憧れの人と、家族になったという証に思えた。相方とは互いに出会った年齢が年齢だったせいもあって、最初から恋愛というよりは家族とか同士のような、一緒に時間を過ごすことが心地よい関係であった。それが数年ずっと変わらない。ありがたい。誕生日おめでとう。