03.27.2020

この騒動の中でわりと冷静に日常を過ごしているつもりだが、
無事に4月号の印刷データを印刷所に回した金曜日の夜、
さすがに疲れている自分に気づいた。
自宅待機命令が出てさまざまなビジネスがクローズしたのが先週末。
でもうちはメディアで「Essential」なジャンルとみなしてよいらしく、
4月号を印刷して発行できることがわかった。
となると逆に急いで対応すべきことが山ほどあり、
同時に先がどうなっているのかも見越して判断しなきゃいけないことも多く、
これまでと違う頭の使い方をいっぱいした。
それで、さすがに脳が疲れたのだと思う。
仕事をしてアドレナリンが出ているうちはよかったが、
金曜日の終業とともに急に疲れを自覚した。
こういうとき、犬が家にいてくれることに
ほんとうに救われる。
何を話すわけではないし、何をするわけでもない。
ただしあわせそうに寝ている顔を見るだけでほっとするし、
二匹が楽しそうに遊んでいるのを見るのも和む。
とっても頭を使った1週間だったので
週末は犬と相方とのんびり過ごそう。
昔はこういうとき、「またやりすぎてしまった」と
つい熱中して疲弊してしまった自分を責めるような考えを持っていた。
いまとなってはなぜそんな思考回路を持っていたのか謎だ。
何かで自分を責めたかっただけで、何をしてもしなくても
自分を責める理由を探していただけなんだろうな。
その思考回路から抜けて初めてものすごくよくわかるなあ。