03.28.2020

何かアイデアを練るとき、
ありとあらゆる情報を集めて頭の中でこねくりまわした後で
寝るなり何なりでリラックスすると「降りて」くるというのは
よく言われることだ。
これ、2段階であることが大事で、
こねくりまわして考える過程がないと
そもそもアイデアのもとになる材料が少なくて
的確なアイデアが「降りて」こない。
その後のリラックスも重要で、リラックスすることによって
先ほど新たに詰め込んだ材料やこれまでの経験から入っていた材料が、
脳内の回路でぴんと繋がるということが起こり、
「降りて」くるのだという。
先週、仕事の対応でめちゃくちゃ頭を使った後に
週末、自宅でのんびりしたせいか、
瞑想のあとで、ひとつアイデアが降りてきた。
そのアイデアは仕事でいろいろ頭をひねって
考えたこととは直接は関係なく、
これまで考えてきたことともちょっと違って、
正直、思いがけないものだったけれど、
ものすごくわくわくするアイデアでもあった。
相方に言ってみたら、乗ってくれて、
「たとえば、こういうのはどうだろう?」と
さらにいろいろアイデアが膨らんだ。
周りの人がこういうふうに反応するのは
経験的にいって、いい傾向だ。
これまでだったらいますぐにでもできることからスタートさせて
人にも公開しちゃうことが多かったけれど、
このアイデアについては少しじっくりプランしたい。
どういうやり方で形にするのが一番わくわくするか、
シミュレーションしてさらにアイデアを育てていきたい。
また、この段階では、人に言ってみる、ということも大事だろう。
新しいアイデアが加わったり、協力者の存在を知ったり、
思わぬ関係者と繋がったりするかもしれない。
さらに調べてみるとか、誰かに言ってみるとか、
そういうのも実行で、すぐに形にするだけが実行ではないのだ。
ああ、わくわくするなぁ。
というこの状態にあるいまを楽しみながら、
妄想を膨らませている。