04.19.2020
noteにもアカウントを持っている。
もう何年も前、noteのサービスが
立ち上がった直後に登録したのだが、
ずっとほったらかしにしていたことを
昨年くらいに思い出して、手を入れ始めた。
まだnoteのnoteらしい使い方というのを
自分の中で確立できておらず、
どういう可能性があるのか模索中なのだが、
ひとつ面白いのは自分の投稿した写真を
「みんなのギャラリー」に提供できることである。
「みんなのギャラリー」に提供すると、
note内の他のアカウントの人たちが
自分の記事のヘッダーなどにその画像を使える。
著作権を放棄しないことも選べるので、
そうすると誰の写真だかがちゃんと
クレジット表記されるし、
使われるとわたしに連絡がくる。
先日、ブロガー・作家のはあちゅうさんが
画像を使ってくれて、うれしかったのだけど、
昨日は、しいたけ.さんが画像を使ってくれて、
これまたうれしかった。
昔、twitterをやっていたとき、
テレビの向こうの人だった有名人を
直接フォローできる(しかも海外の人も!)ことに
ときめいたものだけど、それと近い。
インターネット、特にSNSのおかげで
憧れの人たちが意外に
身近な人だと感じられるようになった。
SNSのおかげで、普段接することのない人たちの
意見や生きる姿勢みたいなものを知ることが
前よりは簡単にできるようになった。
それは楽しいというか刺激的だと思っている。
一方で、正直に告白すると、
普段、物理的に距離感が近い人たちについては、
むしろ、そこまで知らなくてよかったなぁと
思ってしまうこともじつはある。
かつての上司で尊敬するクリエイティブディレクターが、
「物理的に遠い人や他人とは心を近くして、
そしてたとえば家族やずっと近くに居る人とは
心に少し距離をつくる」くらいが良いと書いていた。
生き物はみんな、心地良い距離感が必要だと。
誰かと距離を縮めるにはきっと自己開示が必要だ。
だけど距離が縮まったからといって
全部をさらけ出しあうことが心地良いかというと
そうでもなかったりする。
少なくともわたしは互いに知らないことがあって
それを良しとするくらいの距離感が心地良いのだけど、
皆さんはどうでしょう?