04.22.2020

わたしはキャリアのスタート時から
自分をライターと名乗ることには
あまり抵抗がなかったにもかかわらず、
キャリアの途中でコピーライターになったとき、
自分をコピーライターと名乗ることには
いつまでも抵抗があった。
結局最後まで抵抗は手放せなかった。

たいしたコピーを書けないくせに。
そんな自己批判がきっとずっとあった。
それはわかっていたけれど、かといって、
自分は立派なコピーライターだと
無理矢理、思い込ませるのも難しかった。

同じことはサーフィンにも言えた。
サーフィンがわたしの日常になったのは
2010年だが、当時はとても自分を
「サーファーです」とは言えなかった。

逆にいうとコピーライターもサーファーも、
理由は明確でないにせよ、
自分にとっては憧れだったのだとも思う。
憧れが強いから、名乗るなんて
「恐れ多い」もしくは
「図々しい」と感じていた。

サンディエゴに来てから
ほぼ毎日サーフィンするようになって、
ここまで毎日していたらさすがに
サーファーといって差し支えないだろうと
ようやく「自分に許可」できた。
すると出会う人が変わったし、
もっというと自分のサーフィンも変わった。
自分で言うのもなんだけど
びっくりするくらい上達した。

俗にいうセルフイメージを変える、というやつだ。

ただ、セルフイメージを変えるといっても、
思い込めないものを思い込もうとするのは
どこかで無理が出て、疲れる。

テクニックとしては、まず自分の中で
すぐできそうな簡単なことでいいから、
「これをやれたら無理なく思い込めそう」という
ポイントを探すのは悪くないと思う。
わたしでいうと「毎日海に行く」ことだった。
もちろん最終的には「〜したら」というような
条件なしに自分を認められることが目標だ。
でも、そんな簡単にいくならみんな悩まない。
だから、まずは、少しの努力で達成できそうな
小さなことを条件にしてみるのだ。
小さなことだけど、その条件をクリアしたときの
達成感はすごいし、成功体験になる。
その成功体験をもとに自分を(心底)認められたら、
その後の変化の速度はジェット機なみになる。

じつは、最近、とある肩書きについて
自分は長らく抵抗があったようだと気づいた。
それで、その肩書きを名乗ることを、
まず自分の中で許可した。
(いまは簡単に許可できるくらいに
セルフイメージが上がったのだ)
そしたら、不思議。
とたんに現実に動き出すアイデアが
どんどん出てきた。

人の脳というのはすごい!
使い古された言葉だけど、
自分の限界を決めているのは自分なんだなぁ。

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