06.11.2020
移民ビザがらみで日本から持ってきた書類をいろいろとかき集めていたら懐かしい写真が出てきた。1998年、スヌープ・ドッグをインタビューしたときのポラロイド。
当時、わたしは大学を卒業したばかりで、在学中にアルバイト的に始めたライターの仕事でフリーランスで独立しようとしていた。英語ができる、というだけで、ローライダー系の雑誌から仕事をもらえるようになり、ローライダーはおろか車のことも何もわからなかったがもらえる仕事はなんでも引き受けた。そのうちのひとつがこのときで、ライターになって初年にスヌープをインタビューするなんて、いま思えばすばらしい幸運だ。でもわたしはスヌープのことも知らなかったし、よって何を聞けばいいか(何が聞きたいか)もなかったし、ただただ緊張していて、とにかくテープレコーダーがちゃんと動いてくれていることだけを祈っていた(英語は学校で学んだだけの当時のわたしには、スヌープの英語は聞き取りづらくて、最悪、テープ起こしをネイティブの友達に頼もうと考えていた)。
あれから、22年!ああ、月日の流れの早さが怖い。最近しつこく書いているけど、ほんと、継続は力なり、という言葉を、40歳超えて、ああ、なるほど、確かにそうだな、と思うようになった。若いときはそもそもそこまでの継続を何に対してもしていないからいまいちピンとこなかったんだなと。