06.25.2020

永住権申請のためのメディカルチェックを受けた。メディカルチェックというのは一般的な健康状態を見るのだが、それ以上に伝染病を持っていないか? 伝染病の抗体を持っているか? を調べられて、必要に応じてワクチン接種をすることが目的のように思う。

日本でのワクチン接種の記録を持っていて、それを英訳したものがあれば証拠資料として認めてもらえるが、たいていの人は面倒臭くて、必要なワクチンは全て打つということに落ち着くようだ。メディカルチェックは政府の指定した医師のみが行えるが、対応の仕方、金額は医師(クリニック)によってだいぶ違う。わたしはどうしてもこういうときアジア系を選びたい傾向があって台湾系の指定医のもとを訪ねたが、この医師は無駄なワクチンは打ちたくないからまずは抗体検査をしようという考えの持ち主であり、ありがたかった。抗体検査には、また余計なお金がかかるわけだが、やっぱり無駄にワクチンは打ちたくないし、医師も同じ考えであるということでほっとする。

具体的には、DPTワクチン(破傷風/ジフテリア/百日咳)のワクチンは抗体検査するまでもなく接種させられ、MMR(麻疹/おたふく風邪/風疹)は抗体検査の結果次第で決めようとなったのだが、先日検査結果を受けたクリニックから電話がきてMMRのワクチン接種が必要という判断になって軽く驚いている。というのも、麻疹は幼い頃、必須だったはずで、打ったはずでは? そして、風疹とおたふく風邪も中学生のときにワクチンを打った記憶があるのだ。

が、しかし! 調べてみたら、麻疹、風疹のワクチンは、1990年以降生まれは2回接種が必要とされているようですね? その前の世代までは1回接種のみで、抗体が十分でない可能性があると。これまた全然知らなかったので再び軽く驚き。

自分はワクチンが効いているつもりでいたので、今回、そうでないことを知れて、ワクチンを接種する機会ができて、ありがたい。

これに限らず、最近「つもりでいた」けど、そうでなかった、ということが何回か続いている。そういう時期なんだろう。川尻先生は「スタートラインをクリアにすること」と、現状把握の重要性をよく言っているけれど、「つもりでいた」ということはそもそも自分が思っていたスタートラインが間違っていたということだ。こんなにも自分の現状を把握できていなかったとはまた驚き(3回目)。見直す機会をもらえてこれまた感謝感謝。

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