08.12.2020
ここ最近の自分のブログを読み返してみた。だいたいは、「決める」ことの大切さと、「動く」ことの重要性を、実感とともに熱く語っていたが、「動く」についてもうちょっと説明しないと、わたしの伝えたいことが伝わっていないかもしれないと思って、今日は「動く」について書く。
まず、望むもの、Aを得ると「決める」。そのために動くとなると、Aを得るためには常識的にはA-1、A-2、A-3が必要で、それをやろうって思いがちだけど、わたしの言う「動く」はそうではない。Aを得ると「決める」をやったら、それについては終わり。動くというのは、Aと関係あろうと関係なかろうと、常に「ふと」「なんとなく」「そうしたほうが自分の気分が良さそうだ」ということを実行するということ。もっといえば、実行することによって「気分が良い」状態を維持し続けること。実行することがAとなんの関係もなくていいのだ。
Aとは関係ないというのは自分の認識できる意識下においてにしか過ぎない。もうAを得ると決めたから、その時点で、脳は決めたことを遂行するための情報をフィルターをかけて集めている。だから、その脳のプロセスを信頼して(脳は1秒に4000億ビットの情報を処理していていて、自分が認識できるのはそのうちの2000ビットと言われる)、脳からやってきた「ふと」「なんとなく」をちゃんと行動に移すというのが、「動く」なのだ。
たとえば、わたしはサーフィンがうまくなると決めた。数年前はそのために毎日、どんな状態でも波乗りをすることが上達につながると思って、かなりストイックに実践していた。けれど、川尻先生との会話でこのような脳の働きを知り、エイブラハムが引き寄せの法則として伝えていることと通じるところがあるとわかり、気分が乗らないときはサーフィンをスキップするようになった。朝、「今日はサーフィンするよりあのカフェでコーヒーを飲みたいな」と「ふと」思ったら、実行する。「いやいや、毎日サーフィンやるって決めたじゃん。そうしないとうまくならないよ」としがみつかない。で、カフェに行ってみたらそこでサーフィンの先生になってくれる人に出会う、なんてことが起こったりする。いや、実際には起こってないから説得力がないんだけど(笑)。
でも、起こることは全てベスト、もっと言えば自分が決めて実行したことは全てベストって「決める」こともしているので、今日はこうしてカフェに行って良い気分だったことがサーフィンの上達につながったのだと心底思える。つまり、無条件にポジティブであれる。そういう状態になれると、そもそも、サーフィンがうまくなりたいとか、いろいろある願望は、「しあわせでありたい」の変化形に過ぎないと気づく。だから、サーフィンがうまくなってもならなくても、無条件にポジティブであれる状態にい続ければそれはもうしあわせな状態で、こうなるともはやサーフィンがうまくなるかどうかはどうでもいいのである。自己受容というのはきっとこれだな。でも、自分を受け入れようというワークをしているうちは、その作業は難しかった。
なので、自己受容がテーマの人は、自分を受け入れると「決める」がスタートですね。その後は、もうそれについてワークする必要はなく、ひたすら今、気分の良いことを選び続ける。この場合の「選ぶ」は物とか状況だけじゃなくて、「考え方」とか「捉え方」みたいなぼんやりしたものも含まれる。騙されたと思って愚直にやり続けるとある日鼻血もののブレークスルーが訪れる。エイブラハムの法則を独自の視点でわかりやすく解説してくれていたもとHappyちゃんが伝えたかったことはきっとこれなのだなと、今改めてしみじみする。もう彼女の活動はフォローしていないんだけど、きっとさらに自由に羽ばたいているんだろう! ありがとう。