10.19.2020 今日のつぶやき

先週、就業時間中に、結構な時間を割いたのにちっとも筆が進まなかったインタビュー原稿。ああ、翌週にはもう印刷に回さなきゃいけないのにと焦るが、やっぱりうまく言葉が出ない。インタビュー自体がいい内容だったので、なおさら、どこを抜粋するのがいいのか悩んでしまって袋小路。…ところが仕事が休みの土曜日に散々サーフィンをしたら幸福ホルモンだかなんだかが出まくちゃって、家に帰ってからその勢いで30分くらいで書けてしまった。先週かけた時間は無駄ではなかったと思うが(そこで悩んだことが脳内にインプットされ、醸造されていたはずなので)、でも、自分が頑張るべきところは、時間を作る(かける)こと以上に、どうやって自分の気分を良くするかだなぁと改めて思った出来事であった。
自分のご機嫌は自分で取る。会社の仲間がそう表現していて、いただき、と思った。忙しいとか、いくらでも言い訳はできるけれど、結局、自分のご機嫌を取れていないのは自分の責任でしかない。自分のご機嫌を自分で取れないのに他人を楽しませようなんていきなりハードル高すぎるってもんだ。なんども書くけどもっと若い時はそこに気づけていなかったんですよ。いや、気づいていて、わかっているつもりだったけど、できていなかったんです。わかっていて、できているつもりで、実はなんもできていなかったと、最近、若い頃の自分を本当に恥ずかしく思う。年です(笑)。
兎にも角にも、やることてんこ盛りで、本当は日曜日も原稿書かなきゃ間に合わないくらい焦っていたんだけど、いやいや自分のバイブレーションを整えることが優先だよ、とサーフィンにまたいそしみ(キャンプ張って犬連れて1日中やってやった笑)、朝の瞑想も短縮も省略もせずむしろとりわけ時間をかけた。そしたら、なかなか返事がこず、印刷までに取材は間に合わないかもしれないと思っていた相手から返事が来て速攻取材オーケーとなるなど、ミラクルが起こって、ああ、やっぱり自分の気分を良くしておくことが一番大事だなぁとまた思ったのであった。となると、どうやったら自分の気分が良くなるのか、その手段をたくさん見つけておくことも大事ですね。サーフィンに、必ずしも出られない時も、もちろんあるので。
で、ここがミソなんですけど、甘いものを食べる、とかいうのも気分を良くする手段の一つと数える人もいると思うんですけど、ここはちょっとトリッキーです。もちろん、本当にそれで自分の気分が良くなるなら、全然いいのです。でも、よーーーーーーーく心と体の声に耳を澄ませると、体がだるかったり、眠気がやってきたり、実はそれ、本当は気分良くなっていないのでは?ということも結構な頻度で起こっています。もちろん、心と体の反応は1回1回違うので、甘いものはやっぱり気分を良くしていない、と断定することはナンセンスで、逆に必ず気分を良くしてくれるという断定もできない。サーフィンも同じで、めちゃくちゃ体が疲れている時に無理にやったら、それは気分を良くするものにはならない可能性がある。
結論として、結局、一瞬一瞬、自分に問いかけて、心の声に正直に選択する、それしかないってことだなと。最近はますますそんな風に感じています。こんなに生きるのが楽になるとは思いもよらなかったので、年を取るのは悪くない、少なくとも今のところは、と思っております。