10.26.2020 今日のつぶやき

アメリカの健康保険制度は日本と全然違う。うちの会社は会社で加入している保険がかつてはあったが、途中でなくなったので今は個人で加入するしかない。その場合も、日本と違って市町村が提供する国民健康保険のようなものはないので、民間の保険会社を自分で選ばなきゃいけない。

40代である私は、一般的な保険会社の、一般的なプラン(カバー内容)を選んでいたが、月々の支払いは520ドルだった。日本円にしたら月額5万円ちょいといったところか。恐ろしいのは、それだけの保険料を払っていても、歯医者と目医者はカバーされないということである。そう、歯科保険や眼科保険はまた別に入らなきゃいけないのだ。うちの会社は歯科保険は加入しているのでそこは助かっているが、眼科の保険はこれまでないままやってきた。歯科は保険に入っているのに、保険に入っていてもなお、虫歯を直せば数万円がチャリーンと飛んでいく。日本みたいに数百円で済むことはないのだ。

あと、面白いのが、次年度の保険に加入する時期が決まっていることですね。だいたい10月から1か月とか、10月から年内いっぱいとか。つまり、その時期を逃すと翌年の保険に加入しそびれるのです。また、プランの選び直しができるのもその時期に限られている。こういう仕組みの違いは、日本の保険に慣れている当初は本当にわかりにくかったし、いちいちストレスであった。さすがに6年住むと、こんなものって思えるようになってストレスは軽減したけれど。

相方と結婚してうれしいことはいっぱいあるのだが、現実的な面でもっともありがたいことのひとつが、相方の会社が加入している健康保険に、家族メンバーとして入れてもらえることであった。立派な会社は加入している保険のカバー内容もチョイスも大変に立派であって、感動してしまうくらい。歯科保険も眼科保険も含めて、2人で来年度のぶんを加入しても、私がこれまで一人で自分だけのカバーのために払っていた5万円ちょっとより保険料は安いことが判明した。ありがたい、ありがたい、本当にありがたい。しかも、眼科保険はコンタクトレンズ購入にも適用されるのだ。私はコンタクトレンズ使用者なのでもうそれだけで元が取れる気がする。

思えば、渡米したときは研修生のビザだったので、給料は日本の新卒の初任給程度であった。家賃、ビザの弁護士代、医療保険、車の保険を払ったら給料はとんとんどころかもちろんマイナスだったので、日本の貯金を切り崩してしのいでいた。そんなときに限って、歯の詰め物が取れたりして、ネットで検索しまくって、お金がない人、保険がない人のため向けの歯科医を探して行ったことを思い出す。さびれたショッピングモールの中にある、とんでもなくぼろっちいクリニックで、不安とみじめさで泣きたい気持ちになった。歯医者で使うような英単語も当時はあまり知らなかったのでよくがんばったなぁと思う。

でも、40で、なーんもない(当時は夫も亡くして子どももいなくて本当になーんもないだった)というところからの再出発を体験できたことは、すごくよかったとも思う。これからもいろいろあると思うけど、今年は、よくここまでやってきたと自分を褒めてあげたい気分。

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