裸足族のはなし

3月から連載コラム「カリフォルニアの風」を寄稿させていただいているウェブマガジン、Stay Saltyの5月号がアップされました。
わたしは今回から、文章のほかに、CREATEというコーナーで写真も掲載させてもらっています。それぞれのリンクを以下に記載いたしますね。
Stay Salty カリフォルニアの風 by Fay Satoko
Stay Salty CREATE by Fay Satoko
わたしは、自分がカリフォルニアに暮らすようになるずっと前から、「海外に住む日本人」を訪ねていくようなテレビ番組が大好きでした。Stay Saltyは世界のさまざまなところで暮らす日本人の方が主に寄稿していて(自分も含み)、読むたびに、自分の日常とはちょっと違う世界にふわりとやさしくやわらかく連れて行ってもらえるところがとても好きです。
今回はわたしは、「裸足族」について書きました。
ところで、わたしは誰にも頼まれてもいないのに、いろいろなところでいろいろなことを書いています。
仕事の場合、エッセイを書くことは少なく、そもそも決められたテーマについて書くことが主。その場合、自分の知りたいこと、調べたいことをテーマにできるからネタに困ることもあまりありません。
ブログは、エッセイ風ではありますが、やはり心のどこかで、ある程度私のことを知ってくださっている人(直接の知り合いだけでなく、これまでの投稿の内容などを通してと、とか、プロフィール欄を読んでもらって、とかで)が読んでくれているという安心感があって、その1回の文章でのみ得られる情報が少なくて、文章からイメージできる風景がその1回で完結しなかったとしてもまあいいかと思っているところがあります。
ところが、Stay Saltyでは本当に不特定多数の、どんな方が読んでいるかわからないという媒体に文章を書かせていただいています。書くのが大好きな自分でも、この感じは初めてで、毎月寄稿するということが想像していたよりずっと大変(苦笑)。サンディエゴの暮らしについて、という大きなテーマはあるのですが、まだ3回目なのに毎回トピックに悩み四苦八苦しています。
でも、もちろん、そこにチャレンジしていきたい、という楽しさを含む大変さです。
これまでならすぐに「苦手かも。わたしには向いていないかも」と思ったかもしれませんが、脳科学でいえば、単に慣れない頭の使い方をしなきゃいけないことだから大変なだけ、つまりは最初のうちだけ、ということがもうわかっているので、何ヶ月くらい続けたら脳が変化して対応していくのか、経過も楽しみたいと思います。
