夢叶う

申請していたアメリカ永住権の最終面接が無事終わった。
面接官の女性が「おめでとうございます、申請は承認されます」と言ったあとに、「このあと、わたしが書類の手続きをする際に、なんらか足りていないものがない限りは…」などと言ったので、その場では心から安堵しては喜べなかったのだが、帰ってきて移民局のサイトにアクセスして自分のケースのステータス(現状)を確認したら、新しいカードを作っている最中という表示だったのでこれは承認されたと考えていいだろうと思ってようやくブログを書いている。
この面接を控えていることが、わたしのここ数週間のストレスの5割を占めていたので、無事に終わって、しかも、ちゃんと承認されて、とてもうれしい。
家族ベースの永住権申請のあるあるだと思うのだけど、スポンサーである夫は「そもそもが偽装結婚じゃないんだからそんなに心配しなくて大丈夫だよ」とのん気で、わたしとは温度差があることがストレスであった。というのも、こちとら、仕事柄もあって移民局は基本、偽装結婚を前提として審査してくるっていろんな人から聞いてきたし、本当の恋愛結婚なのに永住権申請を却下された元同僚の話も知っているのだ(その後、裁判で争って無事に取得したけども、そうなると時間とお金が無駄にかかる)。
そもそも我々はCOVID-19パンデミックの最中に結婚したために大きな式もあげていなければ、ハネムーンにも出かけておらず、この結婚が偽装ではないと証明する出来事に乏しいというのがわたしのジレンマであった。だから、共同銀行口座を作って使っておくとか、光熱費の請求に両方の名前を載せてもらうとか、「せめて弁護士がやっておいたほうがいいということはやっておこうよ」とお願いしてきたわけだが、「そこまでいる?」と夫はいちいち面倒臭そうな対応で、心くじけたこともしばしば(笑)。
そんなこんなで、もし万一うまくいかなかったら彼のせいだよ、とまで思って向かった面接だったが、いざはじまってみると面接官はとてもフレンドリーで、わたしたちの偽装を暴いてやるぞ、といったような印象は一ミリたりともなく、持っていた資料で十分という感じで、あとは自分たちのことを正直に話すだけで大丈夫だった。面接官の女性がじつはずっとずっと前に我々と同じ弁護士事務所を通して永住権の申請をしたことがあるという偶然もあって、それが面接のはじめのアイスブレイクになった節もあり、神様が味方してくれたという気もした。
ああ、とにかくうれしい。神様、ありがとう。資料集めに協力してくれた家族、夫、ありがとう。
折しもCOVID-19のワクチンを打ち終わり、出かける場所の制限がほぼなくなり、急に自由を得たような気分だ。ありがたいな。ありがとう。

おめでとうございます。
ストレスも減って良かったですね(笑)
LikeLiked by 1 person
ゆうび商店さま、ありがとうございます!
ストレス激減で快調です笑!
LikeLiked by 1 person
おめでとうございます。お気持ち、とってもわかります。
LikeLiked by 1 person
ありがとうございます!
LikeLike