人は前提をもとにして経験をする
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「人は、前提をもとに、経験をしている」(こちら)
ちなみに私がこの記事の中で、「確かに言われたらその通りだな(けど、普段見落としがちだったな)」と感じたポイントは、前提とは、自分の経験からくる感覚や信念とは違う、ということです。
違うどころか、順番も逆なんですね。
私たちは経験からきた感覚や信念を前提として置きがちですが、実は前提が先にあって、その前提をもとに経験をインプット&プロセスしているんです。ということは、どういう前提を置いているかによって、同じ経験のインプットのされ方、プロセスのされ方が変わってしまうんですね。
精神世界では、人は信じていること(無意識の場合がほとんど)そのまんまを体験する、とよく言われるのですが、動作学のこの仕組みで言えば、それってそもそも生命の成り立ち(具体的には脳の働き)からして当然なのかも、と思えます。
私が動作学にハマるポイントはそこにあって、私が科学だと思っていた科学は科学の一部でしかなくて、もっと全体を見られる科学というのがあったんですね(動作学がそれ)。で、その全体の科学で見ると、科学の一部でしか見ていなかった時には非科学的と感じていた物事にもちゃんと説明できる理屈があるってところなのです。
もちろん科学や理屈が全てじゃないのですが。私はなんせ文章を書くことを好む人間なので、感覚というぼんやりしたことを理屈に落とし込んで納得することがそもそも好きな性分を持ち合わせているのでした。
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