気づいちゃったかもしれない
一年半待ちに待ったIntegrated Healing(IH)の講習会が来週から始まります。2週間にわたる長丁場です。
Integrated Healingの講習はモジュール1〜4まであって、今回、私が受けるのは1〜3まで。2までを終了したら、IHのプラクティショナーになることができるのですが、最初からプラクティショナーになることを目指して受講する人は実は意外と少なくて、私のように「これはなんか面白いからもっと知りたい!」という動機で受ける人がわりと多いようです。講習では、ヒーリングのテクニックを習うわけですが、実際には習っている自分達自身に深い気づきと癒しが訪れるので、講習会ではありますが、受講者にとってのヒーリングリトリートみたいな、そんな時間になると、先輩受講者たちから聞いています。
というわけで、講習を受けた後に自分がどんな心境になっているか想像がつかず、講習会の前に今現在までに起こった気づきを書くことは時期尚早の気がしなくもないのですが、内なる私が書きたい書きたいとうるさいためにこの場に記録をさせてもらっています。
というのも、今年は本当に内側に大きな変化が起こった年で。確かに私は今年の初めに会社を辞めて、次に動き出す前に自分の心身をケアして、土台を整えたい、だから、今年は棚卸しの年にしたい、と思っていたし、このブログでも確かそんなことを書いたのですが、その時に想像していた以上の棚卸しが進んで、我ながらびっくりで。
そうして棚卸しが進んだ結果、次に私が何をやりたいのか、ぼんやりだけど片鱗が見えてきたんです。
で、その片鱗について詳しくはまだお話ししないのですが、なんで急に片鱗が見えたかっていうと、自分の中にあった恐れというブロックに気付けたからなんですね。
というのも、最近、私は、自分がずっと天職だと思って続けてきていたライターという職業にちょっと限界と嫌気、もしくは違和感のようなものを感じ始めるようになってしまっていたのです。それでずっと内観を続けていて、どうやら私は自分発信で伝えたい物事がすごくあるようだって気づいたんですね。
ただ、自分が「これこそ伝えたいこと!」と思うことを、自分の言葉にして発信する自信がない…だから、私が伝えたいようなことを、より深く専門的に知っていて、かつわかりやすく教えることに長けている人たちのお手伝い(代弁)をすることにやりがいを見出していたんだって自分の思考回路が見えてきたんです。
もちろん、その方達のお手伝いをすることで私はものすごくたくさん学ばせてもらっていますし、私がひっそり何か一所懸命書くより、すでにたくさんのクライアントさんを助けていて個人としては私よりずっと影響力を持っているその方達のお手伝いをする方がより多くの人に伝えることが可能だから、やりがいは今もあります。伝えたいことの本質は同じですし。でも、同時に、私は、私の言葉でもそれをできるようになりたいっていう願望があるんだって、これまで隠されていた自分の望みが見えてきたんです。
望みが見えてきたらやればいいだけなんですけど、どうしても躊躇があるんです。要は自信がない。この自信のなさが残っている限り、どれだけ資格を取っても自信はつかないと思うから、そこをなんとか克服したい…。
この自信のなさは何が原因なんだろう?
人の目を気にしているのかな? 真っ先に思いつくのはそれなんですけど、最近の私は自己肯定感爆あがりって自覚があるので、そこまで人の目を気にしているってなんかしっくりこなかったんです。
で、そんなことでモヤモヤしている時に、筋肉反射テストを使って内観を深めるっていう機会に恵まれて、なんと、私が自分を100%出すことが怖いのは、「お母さんを不愉快にさせるのが怖いから」だって、わかったんですよ!
その話は、noteのブログに2回にわたって書いたので、ご興味ある方はそちらをぜひ。
自分史上ここ10年最大の変化が起こるかも 前編 後編
これがわかった時、他のいろんなモヤモヤも晴れていきました。
というのも、自分はいろんなことを学んできたけれど、大学とか大学院とか、権威のあるようなアカデミックな場所で学ぼうとしたことが一度もなく、今後のことを考えて本気でキャリアを変えるなら、そういうところで学ぶ方がいいのではないかという思いもあるのに、でもやっぱりいろいろ調べると、自分がどうしても心惹かれてしまうことって民間の資格だったり、ちょっと怪しかったりマニアックだったりする(失礼)団体ばっかりだってことも気にかかっていたんですよ。
Integrated Healingは私は心から素晴らしいと思っていますが、まあやっぱり主流のセラピーにはならないでしょうし、ヨガの先生にしてもティーチャーコースはこの人から受けたいと思う先生は、決して有名ではないインド人のおじさん先生だったりして、なんかもっとスターインストラクターに習うとかしたいわ、って思うのに、やっぱりスター先生のクラスは心惹かれないんです。
ずっと継続して受講しているエリザベス・キュブラー・ロス・ファンデーションの教育シリーズも、今回のシーズンは最も興味のあるEnd of Life Careで、一番学びたい分野なんですけど、このシリーズになって登壇するスピーカーがいきなりかなりスピリチュアルになって(笑)。なんか、自分の好きを追求すると結局こっちにきちゃうのよねって。でも、できればもっとクリニカルというかメディカルというか、多くの人に「それはちょっと怪しい」と思われないような方向で学びたいのになぁ、なんて思ったり葛藤していたんです。
でも、それ、おそらくお母さんの声が無意識の中にあった影響だったんだとわかりました。私が心惹かれるものであればそれでいいのに「何なのそれ??? もうちょっとまともなことを学んで、まともな仕事して、まともな家庭を持たなきゃ」っていうお母さんの声。あまりに無意識に落とし込まれてしまっていたから、まるで自分の声と同じになっちゃっていただけ。
もちろん、今の母はそんなことは言わないし、もっと言えば、過去にそんなことを言われたかどうかも記憶はありません。ただ、私が自分の好きなことを追求すると、お母さんの望みとは違う子になるっていうことに幼いうちに気づいて、違ってもいいのだと分別するには幼すぎた私は、自分の好きなことより「(母が好みそうな)まともなこと」を選ぶようになっていたってことだと思います。
なんとまあ!そんな思い込みが、「お母さんを不愉快にさせる(させたくない)」という恐れとして、今の今まで自分に影響していたとは!
とはいえ、今は自分が恐れを感じていた、その原因にリーチできただけ。その思い癖というのは長い人生の中で何度も繰り返したはずなので、まだ自分の中のパターンとしては残っていると思います。ただ、気づいたので、今後、モヤモヤが出てきた時に、「それは本当の私の声? それともお母さんの声?」と問い直して考え直すことはできます。
そんなこんなで、この変容の時を、満ち満ちマックスで加速するために、しばらくSNSやブログから遠ざかるつもりでいます。少なくともIHの講習会が終わるまで。もしかしたらそれ以上になるかもしれません。けど、またお知らせしたいことができたタイミングで再登場しますので、ぜひ見守っていてください。
なお、こもっている間も、私が携わっているレギュラーコンテンツは、変わらず更新されますので、ぜひ変わらずお付き合いくださいませ。