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今は自分を守るとき?自分を破るとき?

5〜8分

リード

まず何より自分がいい気分でいられることが大事。

いやいや、いい気分でいられるっていうのはコンフォートゾーンにいるってことだからそこを抜けて成長することが大事。

自己啓発系やスピリチュアル(引き寄せみたいなやつ)の話が苦手だったり、距離を置きたくなったりする場合、この2つのことが整理できていないことが大きな要因じゃないかと感じることが多々あります。

どういうことかというと、何よりもいい気分でいることが優先のフェーズにいる時に、「コンフォートゾーンを抜けて成長しよう!」という言葉はしんどく感じるでしょうし、自分を成長させられるフェーズにいる時に、「自分に優しく、いい気分になること選びましょう。その気分でいればその気分の波動にあった物事が現実化するのです」と言われるのは、面白くなく感じて当然だ、ということです。

基本スピっ子でもある私は、「いやいや、いい気分になることを選ぶというのは間違っていなくて、自分のフェーズによっては束の間のいい気分よりもハラハラドキドキのバンジーを飛ぶことの方がいい気分の時があるのに、そこに気づけていない時があるんですよ」と言いたくもあるのですが、いずれにしても、自分は安心安全が何より必要なフェーズなのか、そこから出ることが求められているフェーズなのか、というふうに自分を俯瞰できると、今、自分が頑張ることが見えてきやすいんじゃないかな、そう思って今回の動作学マガジンのコラムを書かせていただきました。

自分らしく生きるために知っておきたいこと

これは自分以外の誰かに声をかける時も同じかなとも思っています。

病気、DV、いじめ、などなど、今、まさに心身がくるしいところにある人に、前向きになれと言葉をかけるのはタイミングを間違うととんでもなく過酷。だけど、ポジティブシンキング信奉に陥ってついやっちゃうこと、ないでしょうか?

逆に、自分を変えたくて頑張っている人に、「今のあなたのまんまでいいよ。ありのままの自分を受け入れた方がいい」などというのも言い方を間違えると、その人がさらに大きく飛び立とうとしているのに羽根をもぐような行為になりかねません。

動作学って方法論ではなくて、物事を見る物差しなんだよなって学ぶほどに思います。

世界にはさまざまな方法論があって、人はそれが「正しいかどうか」とか「効果があるかどうか」で評価するのですが、動作学で見たらどの方法論も全部「時と場合(=環境)によるよね」ってなる(笑)。

ただ、時と場合によるから自分でできることは何もない、とシャッターを下ろしてしまうと、人生は本能の赴くままになってしまいます。

動物としては本能を全うできればいいとも言えますが、一方で、人間は本能を全うすることだけが人生の喜びなのかというとそうではないという感覚は皆、きっとあると思います。

本能を抑圧はできないけれど、本能の働きをうまく利用して自らの意思で拡大発展していく・・・そんなふうに知性を使えたら最強だと私は考えていて、そんなふうに知性を使うための物差しとして動作学は面白いなと相変わらず思っているのでした。