yoga & healing with Satoko

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愛を持って自分を育ててあげる

9〜13分

リード

自分らしく生きる、ということを、私は「自分のハートを咲かせる(Let your heart bloom)」と表現しています。

というのも、自分らしく生きるためにやることは、植物を育てることと似ているなぁと思っているんです。

植物を育てる時、私たちは、ちゃんとその植物を観察し、必要と思うものを与えることをするじゃないですか?

自分に対しても本来は同じはず。

けれど、自分に対しては、いろんな無意識の思い込み、抵抗、ジャッジが入りやすいんですよね。

たとえば、植物であれば、水もあげているし、土の栄養も気にかけているし、日光も十分なはずなのに、植物の元気がなくなっていることに気づいたら、「あれ?なんか元気ないな?」と状況をそのまんま受け取ることは難しくないじゃないですか?

でも、これが自分となると、「元気なくても仕事はしなきゃいけないし」と元気がないという事実を重視しなかったり、あるいは「ちゃんと食べてるし寝てるし、元気がない理由がない」というふうに元気がない現実を受け入れなかったり。

もちろん、それが良い、悪い、ではないんです。

でも、もし、自分らしく生きること、つまりハートの花を咲かしたかったら、まず「今、自分どんな状態なの?」をきちんと観察する必要が出てくるんですね。

ただ、それは自己を受容することとセット。

どんな自分でもOKだという許可を出せていないと、元気がないというようなネガティブで認めたくない自分の部分を見ると、「そんなはずない」「それを認めたら大変なことになってとても生きていけない」という無意識の抵抗が出て、現状をただあるままに観察する(そして受け入れる)ことはやりにくいんです。

ところが、どんな自分でもOKって心の奥底から本当に思えるのもまた意外と難しい。

そう思っているつもり、だけど、体には、潜在意識には抵抗がある…それだと相反する方向にエネルギーを使っているから、また疲れるんです。

そこで、植物なんですよ。

植物の生命力ってすごいじゃないですか?

水やりが少なくて枯れたかと思っても、水をあげると再び生き生きするし、弱ってきた観葉植物の土を入れ替えて鉢を大きくしたらこれまで以上に元気にすくすく育ったりします。

人間も同じで、必要なものさえちゃんと与えていたら、絶対、超すごい生命力を発揮して生き生き育つはずだと思うんです。

何が言いたいかというと、たとえ今、元気なくても、必要なものを与えることさえできたら勝手に元気を取り戻すはずだってことです。

そこを信じられたら、自分のあるがままを認めることはちょっとしやすくなるんじゃないかしら。

今あるがままの自分が理想じゃなかったとしても、そこから変わる力を自分は持っていると信じられたら、理想通りじゃない現状を見ても、今から変わればいいだけって思えるから。

じゃあ、今の自分の状態をそのまま受け入れた後、どうすればいいの? 必要なものを与えるってどういうことなの?

ここからは動作学になるのですが、現状を受け入れたら次にやるのは「望みは何なの?」を問うこと。

そのことを考えるだけで体の芯からパワーが出てくるような、自分が拡大するような、ワクワクしちゃうような、じんわり幸せが溢れるような、そんなふうに感じる望みは何なの?

自分の喜びはどこにあるの?

そこがクリアになると、今の現状という現在地点と、これからの望みという目指す地点という二点が明確になるので、それだけで両者の間に架け橋がかかります。

脳とあなたの意識(認識できる顕在意識)が互いに二つの地点の認識を擦り合わることができたから、相反する方向ではなく同じ方向に向かってタッグを組んで動き始めるんです。

そうなると、脳はきちんと「現在地がここで目的地がここなら今はこれがほしい」というものをちゃんとサインとして出してきます。

それは「ふと感じること」という感性の囁きとして出してくるから、それをしっかりキャッチして行動に移す。

それが「必要なものを与えてあげる」に繋がっていくと私は考えています。

最近、インナーチャイルドならぬ、インナーピアレントという言葉があると知りました。

インナーチャイルドは自分の中にいる子どもで、インナーピアレントは自分の中にいる親。

この親が自分を監視していると、生きるのは苦しい。

でも、この内なる親が自分のことを信じて育ててあげる姿勢でいると、自分に自信を持って生き生きと自分を表現することができるそう。

これって、自分で自分のハートを育てるのと同じだなって思いました。

愛を持って自分を育ててあげる。

なんて、私、アラフィフで人間年齢としてはもう結構育ってるんですけどね(笑)。

でも、人生とは魂の成長のジャーニーだと考えたら(私はそう考えています)、人間年齢がいくつだとしても魂は常に育ちたいはず、というか、育つ余地はいくつになってもあるはずで、だから人生は面白いのだ、と思うのです。

Let your heart bloom!