これまで、「自分の感覚を感じる」「自分の感覚を信じて動く」ということをしつこくお伝えしてきたのに、こへきてこのタイトル、どうですか。手のひら返しじゃないか。
でも、これ、自分の人生を生きる、ということをやっていくときに、ある段階ですごく大事になってくるって思うんです。
自分を疑うというのは、「今までの」自分を疑うということで、逆にいうと、「今まで以上の自分」を信じることなんです。
だから、結果的には自分を信じることと同意なのですが、ただ自分の感覚を信じるという意識で行動しているだけでは今まで以上の自分にはなかなか出会えないということを整理しておくといいんじゃないかって思って、今回はそのお話です。
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先週末、私はまた豪華な会食の約束をしていました。
ところが、その週は新しい仕事がいっぱいあって、週末には精神的にどっと疲れてしまい、「行きたくないなぁ」という気持ちが出てきてしまいました。
その前の会食では、「疲れていて行きたくない」と感じていながら無視をして出かけ、結果的に食あたりになってしまったので、今回もそうなるかもしれないという不安も出てきました。
会食の相手は動作学的な生き方を実践する方なので、ドタキャンしても、キャンセル料金を払うことになっても、意に介さないだろうことはわかっていました。
自分の感覚に従う、ということを徹底するなら、ここは行かないのが”正解”かもしれません。
ただ、私の中には、「この疲れは精神的なもので、行けば元気になるかも」という期待もありました。
それで、インテグレイティッド・ヒーリング・プラクティショナーの秘策、筋肉反射テストで自分の筋肉に聞くってことをしました。
筋肉は潜在意識の領域でもあるので(これについてはまたいつか解説します)、筋肉を通して潜在意識はどう判断しているのかを確認したわけです。
そしたら、「行く」と出たので、重い腰を上げることにしました。
で、行ってみたら、そりゃもう素敵なレストランで、サービスも心がこもっていて、相手とのお話も面白く、「行ってよかった」という結果になったのです。
あのまま行かないでいたら、ただ「疲れた」とぐちぐちいう夜になっていたに違いありません。
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さて、ここからは「気は乗らなかったけれど、行ってみた結果、よかった」ということがわかってから考えたことです。
まず、私の気が乗らなかったのは、前回食あたりになったという恐怖がどこかに残っていての反応だった可能性が考えられます。
また、その日はサンディエゴには珍しい雨の夜で、知らない道を一人で運転していくことが億劫だったことも一因にあるように思います。
私の体は、生き延びる、ということが最優先なので、安心安全を選びたくてそのような感覚を出してきてたわけです。
でも、現代の人間が生きるというのは、ただ生き延びることではないから、もう少し深いところの自分は、生き延びるための安心安全の中にとどまらないで外に出ることを望んでいることがあるのですね。
その、もう少し深いところの感覚に気がつけるかどうか。つまり、今の時点での自分の望みを一旦疑って、こうなりたいという未来の自分の望みまでちゃんと気づけるか。
筋肉反射テストは、そこに気がつくための便利で優秀なツールですが、他のやり方としては、どんな場合でも自分にとって一番理想のゴールをイメージすることじゃないかと私は思っています。
今回の私で言えば、会食をキャンセルしたい気持ちはあれど、それは疲れていたからであって、理想の理想は元気に楽しく食事ができることだったわけですね。
そんなふうに理想をイメージしたら、それは新たなインプット情報になりますから、その上で、また自分から出てくる感覚がどう変わるかを感じて…とやっていくと、同じ物事に対する自分の反応が変わってくるんです。そしたら、変わった方の感覚を信じて頑張って動く、です。
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悩ましいのは、気乗りしないことが、いわゆる虫の知らせ、霊感のような胸騒ぎである場合もあることですが、これは自分が体験したことがないからわかりません、ごめんなさい。
ただ、先に述べたような形で自分の感覚と深く対話できる癖が普段からできていると、虫の知らせ的な感覚と、安心安全に留まりたいだけの感覚の差に気づけるはずだと信じています。
自分の感覚と一言で言っても、そこには何層もの自分があるんですよねぇ。
IHヒーリングは、そこを見せてくれるというか、自己理解を深めていくような側面があるのがすごく面白くて好きなんです。自己理解とかよくわからんしとにかく誰かに癒してほしいという場合にはピンと来ないかもしれませんが、自分らしく生きることをしたい、けれど、なかなかできない、という場合には強力なサポーターになってくれるって思っています。
ご興味ある方はぜひこちらのセッションのご案内、ご覧くださいませ。