カテゴリー別アーカイブ: ジャーナル

05.14.2020

ハーバード大学の教授でもある精神科医、
ロバート・ウォルディンガー氏のTED TAlK
What makes a good life?を見た。

ロバート氏は、700人以上の若者の人生を
75年続けて追った調査の4代目ディレクター。
その調査の結果を共有してくれているのだが、
年を重ねて健康でしあわせに暮らす鍵は
「リレーションシップ」にあるという内容で
人間とはやはり社会的な生き物なのだなぁと
わたしの心に深く刻まれたのであった。

この場合のリレーションシップ、というのは
恋人や夫婦に限らず、家族、友人、
コミュニティーにおける人間関係のことで、
ロバート氏によれば数の多さではなく、
クオリティーが重要だそうだ。

わたしが信頼している治療家の川尻先生も
この回で話してくれた。
人間の健康については
肉体的な環境と同じくらい
社会的、心理的な環境も影響していると。

特に健康の話になると、
これは食べないほうがいい、
このような毒からは逃れたほうがいい、
などなど、体のことだけに注意を向けがちだ。
でも、健康とはもっと総体的なものの複合であって、
その毒を避ければ健康になれるというような
単純な話でないところが難しいとろでもあり、
しかし、面白いところでもある。

たとえば、健康になるために
食生活を変えることはきっといいけれど、
でも、その他の環境を自分に心地よく変えること、
また変えよう意図することも
食事を変えると同じくらいの影響力がある
可能性があるということですね。

わたしは、健康でない人
病気を持っている人がしあわせでないとは
限らないとは思っている。
両者は両立しうる。
一方で、しあわせを追求すれば、
結果的に健康になるとも信じている。

人は言われなくても本質的に
しあわせを追求してしまう生き物だと思うので、
むしろ意識するべきは、
「自分にとっては何が本当にしあわせか」の追求、
と言えるかもしれないですね。
そして、それはきっと人それぞれ違って、
人に押し付けるものでもないでしょうね。

05.13.2020

リビングに大きなL字型のソファーを買った。
購入前から、この新しいソファーには
犬は載せないようにしようと相方と話していた。

というのも、もっとお客さんを
呼べる家にしたい、というのが
ソファーを買った大きな理由だからだ。
お客さんが皆、犬好きとは限らないし、
犬好きだったとしてもソファーに座ったら
犬の毛まみれになってしまうような
おもてなしは我々がしたくない。

先日、ソファーの大きな箱が届いた。

犬達はそわそわと興奮して落ち着かず、
ソファーが組み立てられると、
さて、この物体とどう向き合えばいいかと
我々の様子をうかがっていた。
こういうとき、真っ先に飛び乗る
ということをしないのが
なんだかとても愛らしい。

で、相方が座ったとたんに、
「あ、座っていいんだ!」とばかりに
ラブラドールのデイジーが飛び乗った。
が、「No」と言ったらしゅんとして
のそのそとソファーから降りた。
この一連のことだけで、
犬たちはこのソファーはダメだと
ちゃんと学んだらしい。
少なくとも乗ったら怒られることは
理解したようで、
我々の目の届くときは乗ってこない。

思った通りに犬達が反応してくれて
ありがたやありがたや。

が、しかし、思った通りでないことがあった。
ソファーに座ったときに
犬が真横にいないことは
わたしが寂しいのである。

結局、わたしはソファーを降りて
ラグに座って犬達をなでまわしていて、
まだほとんどファーを活用していない。

まあ、それこそお客さん用に買ったわけで
お客さんが来たとき使えばいいから、
それはそれでいいのだけど。

ユパが来て11カ月。デイジーが来て8カ月。
まだたったそれだけなのに
犬のいなかった生活がもう思い出せないくらい
昔のことに感じる。

05.07.2020

相方は音楽が好きで、
ギターやウクレレ、ベースやドラム、
電子ピアノなどを持っているのだが、
最近、何を思ったのか、
「ちゃんとしたピアノの鍵盤を叩きたい」
と言いだした。

日本はどうだかわからないけれど
アメリカでは中古のピアノの
個人売買はわりと普通に行われていて、
ブランドやクオリティーにこだわらなければ
そんなに高くなく手に入ると知って、
まあ、いいんじゃない、とおまかせしていたら、
なんと今日、グランドピアノが届いた。

わたしは幼少時から中学生になるまで
ピアノを習っていたけれど
家にあったのはアップライトピアノで
そもそもグランドピアノなんてものは
学校の音楽室か、ピアノのプロの家にしか
ないものだと思っていたので
びっくりである。

他人と家族になる面白さは
こういうとこだなぁと思う。
自分一人だったら絶対しないことを
相手はごく普通にやってのける。

同じ実家で育った家族は価値観が近いので
ここまでのびっくりは起こりにくい。
たとえばうちの兄か弟であれば、
家にピアノを買うといえば、
当たり前のようにアップライトを思い浮かべ、
たいした疑問なくアップライトを買うように思う。
相方は実家にはピアノはなく、
ピアノを習ったこともなく、
よってなんの先入観もないから
躊躇せずにグランドピアノを
選べたのだと思うのだ。

もうひとつ、プチびっくりがある。
それは「まあ、いいんじゃない」程度だった
わたしの方が興奮しているということ。

玄関を入ってすぐのスペースにある
ダイニングテーブルとチェアが気に入らず、
心ときめくものに買い替えていいかと
相方に相談していて、了解を得ていたのだが、
グランドピアノがそこに置かれることになったので
ダイニングテーブルを買い替える必要はなくなり、
しかし、見るとときめく物を置きたいという
願望は叶えられており、
宇宙はなかなかにくいことをしてくれるなと
一人にんまりしている。

これを機にピアノも再開しようかな。
やりたいことが多過ぎるので
優先順位はだいぶ低いけど、
他人頼りで自分の持ち出したお金は一切なく、
勝手にときめくものがやってきたという
その事実にもまたときめく。

04.26.2020

亡くなった前の夫と一緒だったとき、
休日にちゃかちゃかしゃきしゃきと
動きまわるのは夫のほうでで、
わたしはどちらかというと
「何にもしないことも大事だよ」などと
もっともらしいことを言って
動き続ける夫を休める役であった。

いま、相方と一緒にいると
休日にちゃかちゃかしゃきしゃきと
動きまわるのはわたしのほうで、
相方はどちらかというと
1日をぼーっと過ごしても
気にならないどころか、
それがリラックス方法らしい。

陰陽は相対的なもので、
ある組み合わせでは陰になるものが
違う組み合わせでは陽になるとは
こういうことかなぁ。

ただ、わたし自身も変わったよなぁと
思う部分もたくさんある。
たとえば、かつてのわたしは
平日、ずいぶんと疲れていて、
それゆえに休日はゆっくりしたかった。

いまは平日、仕事をしても
そこまで疲弊しなくなった。

その違いは、自分を出せるようになったからだ。

若い頃は、周りの人に合わせすぎて、
全神経を使って仕事していたから、
相当疲れていたんだと今になってわかる。
もちろん当時はそんなこと気づいていなかったけど。

「自分はこういう傾向がある」というものも
年齢や状況、もしくは自身の心の決め方で
変えられる部分もあるのだなぁと実感して、
ここ数年はますます生きやすくなった。
中年万歳。

04.13.2020

朝一番の気分がその日1日に影響を与える
ということはよく言われるし、
自分の経験からいってもそうだと思う。

ここ数カ月はそれをもっと主体的にやろうと思い、
朝一番に触れるものを意図的に厳選することにした。
つまり「なんとなく」惰性でしていることを見直した。

まず、ケータイのアラームを止めたその流れで
FacebookやInstagramを見ないようにした。
メールやメッセージも寝起きにはチェックしない。
5秒ルールですぱっと起きて、
お白湯を飲み、コーヒーを飲む。
その間に、パラマハンサ・ヨガナンダの本をめくるか、
好きなSelf Development系のYouTubeを見る。
どちらも脳に刺激を与えるため基本は英語を選ぶ。

そのあと、太陽礼拝をして、瞑想をして、
イヌの散歩に出るというのが仕事に取りかかる前の
最近のルーティーンだ。

ただし、スケジュールをかっちりと決め込んでしまうと
脳が慣れて刺激にならないので
その日の感覚で変化させることはいくつかある。
たとえば瞑想を長くするとか、
太陽礼拝だけでなく他のヨガのプラクティスをするとか。

こう書くと我ながらけっこうストイックだ。
ただ、「やらねばならない」と
自分を追い込んでいる感覚はないのです。
純粋に気持ちいいと感じるし、
こうして始めた1日が心地良いことが
わかっているから続いているという感覚。

もちろん、このストイックなルーティンを
全部いきなり始めたわけじゃない。
振り返ると、おそらく5秒ルールを取り入れたのが始まりだ。
5秒ルールのおかげでわたしは躊躇なく
SRFのレッスンに申し込むことになった。
SRFのレッスンで朝晩の瞑想が求められたので、
それを愚直にやった(瞑想はもともと好きなので)。
そうやって、5秒ルールと瞑想、
2つのことが新しい習慣になるにつれ、
新たに思いつくことがどんどん出てきて、
それらをその通り実行していたらこうなった。

もちろんこんなこと書いておいて、
数カ月後には続いていない可能性もある。
ただ、ライフスタイルを変えたい、
人生を変えたい、と感じたとき、
なんでもいい、1つでいいから、
最もやる気を感じる1つ、
もしくはやれそうに感じる1つを取り入れ、
まずはその1つを習慣にすることから
始めてみればいいんじゃないか。
そんなことを、この経験から学んだ。

それにしても、5秒ルール、恐るべし。
「未来が劇的に変わる」という
キャッチコピーに偽りなし、でした。