先日、英語のクリエイティブ・ライティングのワークショップに参加しました。
講師はジョージア(グルジア)出身のアーティストだったのですが、彼女が冒頭にこんなことを話してくれました。
「もともと書くのが得意で、書くことこそ自分の最大の武器だと思って生きてきました。
そんなわたしが違う国に移住して違う言語で書くことを一から始めるのはとっても大変なことでした。
でも、途中で気づいたんです。
英語を使うと、わたしは母国語を使っているときとはまた別のクリエイターになるって。
違う言語を使うことで、母国語を使っていたときには思いもよらなかった自分になれるのです」
いきなり頭をかちわられた気がしました。
これまで「英語だと言いたいことを言いきれていなくて本来の自分を出せていない」とどこかでジレンマを感じていたんですが、「そうか、英語で喋る自分が日本語で喋る自分と同じである必要はないのか。違う自分でいいんだ」ということがストンと腑に落ちて、英語で話しているときに「日本語ほどうまく伝えられていない」などと比べることはやめようと急に思えて楽になったのです。
先生が言ったことは脳科学でもまさにその通りで、そもそも使う言語が変わると顔の筋肉や舌の使い方(動き)も変わるから、これまでと違う部分が活性化するんですよね。だから、いつもの自分らしくないって感じるのは当たり前といえば当たり前だし、逆にいえば、いつもの自分でない新しい自分を発見する大チャンスなのです。
言われればそうだよねって思うけれど、先生がこの話をするまで、わたしにはそのような発想の転換がなかったんです。
こんなふうに、ある物事について、後ろ向きな見解に縛られているときに、対局のポジティブな見解を探すことを「リフレーミング」と言ったりします。
インテグレイティッド・ヒーリング(IH)では、モジュール4のマインドを習うときにリフレーミングについてちょっと学びます。
というわけで、今週のわたしからのご招待は、皆さんが前向きに捉えられない物事について、あえてリフレーミングしてみませんか?です。
「忙しすぎて何もできない…」
→「物事に優先順位をつけて整理するいい機会かもしれない」
「あの人は自分より上手くできてる…」
→「あの人のようにできるようになりたいっていう目標ができた」
「何もやりたくない」
→「今は休息が必要ってことかも。休んでエネルギーを蓄えよう」
リフレーミングは、一言で言えば、同じ物事について、よい側面を探してみよう、ということ。
ただ、リフレーミングしてポジティブに捉えたときのその考えがしっくりこなくても、それでいいってことはお伝えしたいなって思います。
本当にはポジティブに思えなかったとしても、「まあ、考えようによってはそういう前向きな見方もあるよね」というふうにその視点を自分に投げ込むことができたらグッジョブ。実際、それだけでも脳には揺さぶりがかかるので、それでいいのです。
わたしは、長い間「そう思えたらいいんだけど、思えないんだよね」ってことに悩んできました。けど、動作学を学んで、思えなくてもいいんだって納得したんです。自分に「そういう考えもあるみたいだよ。そっちを採用したら楽しそうねぇ?」って語りかけておくだけでいい。要は、一つの考えに凝り固まって、凝り固まっていたことに気づいてさえいなかった自分にいろんな考えがあることを思い出させればいいだけなので、ぜひ軽い気持ちでやってみてくださいませ。
先日、お金の制限を外すワークショップでけいこさんがおっしゃっていて「なるほど、説明がお上手だな」と思ったことなのですが、もう全部、面白がればいいんです。
「あ、そんな考えもあるね。おもしろーい」
「へぇ、そんな考えもあるのね。おもしろーい」
そういったたくさんのおもしろい考えの中から、自分は好きなものを採用していいんです。
ぜひリフレーミングしてみて、やった感想などあれば教えてくださいませ。
それではまたクラスで、セッションで、このブログでお会いしましょう。
素敵な一週間を!
お知らせ
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