(1)の続き。IH講習会で「インナーチャイルド」のセッションを受けたら、出てきたのは遠い昔に受けた股関節脱臼の矯正ギブスの記憶でした。
当時は幼かったので、わたし自身が自力で思い出せる記憶ではありません。ただ、母から何度か聞かされていました。わたしは、2歳になる直前、股関節脱臼の疑いがあると診断されて矯正ギブスみたいなものを装着し続けた期間がある、と。そのとき、幼いわたしが泣け叫んで嫌がったので母はとても心が痛かった、と。
そのことをプラクティショナーのAちゃんに告げると、「それだ!」と筋肉反応がありました。
ただ、今のわたしは解せません。
「なるほど、そのときに傷ついた子どものわたし(インナーチャイルド)がいるんだな」ということは理解できたものの、体の震えは止まらず、混乱も収まりません。
そんな中、インナーチャイルドからのメッセージとして、ある文章が選ばれました。
「いっぱい頼ってごめんね」
「???」
わたしは首を傾げました。意味がわかりません。それどころか、また体の嫌な感覚が強まりました。それはまるで何かに抵抗しているかのよう。「謝られたところで(どうなるっていうのさ)」という怒りのような感覚です。
抵抗があってメッセージを受け入れられないと告げると、再び、講師である滝口いず美ちゃんが、プラクティショナーAちゃんのサポートに入ってくれました。
(IHのセッションでは必ずしもその場で気づいたり受け入れたりする必要があるわけではありません。ただ、このときはわたしの潜在意識が「気づく必要がある」と指示をしたのだと思います)。
いず美ちゃんはわたしに言いました。
「これはインナーチャイルドからのさと子ちゃんへのメッセージなんだよね。さと子ちゃんのインナーチャイルドは、さと子ちゃんにこのメッセージを伝えることで、何に気づいてほしいんだと思う?」
あ、わたしに何か気づいてほしいってことね…その視点でメッセージを改めて咀嚼したら、ようやく小さいわたしの気持ちにつながれた気がしました。
わたしのインナーチャイルドは、自分がめっちゃくちゃ頑張っていることを(大人のわたしに)わかってほしかったんだ…。
そこでまた涙が出てきたのですが、混乱は収まってきて、比例するように体の震えも落ち着いてきました。
おそらくですが、ギブスをはめられて体の自由が奪われた1歳のわたしはわけがわからなくてすごく混乱したのでしょう。だから、泣き叫んで必死に助けを求めたのに誰も助けてくれなかった(状況がわからないからそういう認識になる)…きっとすごくすごく怖かったと思うんです。
そんな混乱と恐怖の中にある小さな子どもが自分の中にいると気づいていなかったわたしは人生をずんずんと進めてきました。とりわけ最近は世界が愛だってことも感じられるようになって順風満帆じゃん、くらいの気持ちで突っ走っていました。その間、インナーチャイルドは「大丈夫だよ」とそっと抱きしめて安心させてもらえることが一度もないまんま、ますます加速しようとするわたしに振り落とされまいと、泣き叫びながら必死にしがみついていた…。
そんな物語がまとまってきたとき、ああ!と納得がきました。
亡くなった前の旦那さんは、わたしがひた隠しにしているインナーチャイルドに気づいてケアしてくれる存在だったんだ…。
彼と出会ったとき、わたしは世界で唯一無二の理解者を見つけた気持ちになったのです。だから、亡くなってしまったときは本当に寂しかった。心の深いところを理解してくれる味方がまた誰もいなくなってしまった、と。
そしたら、インナーチャイルドが言ったんです。
「これからは、お前が愛せや」
なんでそんなバンカラな言葉遣いなのか(笑)。
ただ、「だよね〜」って、大人のわたしは心から思って、そうしたらようやく安堵がやってきました。
小さな子は、他の誰からでもない、わたしからの愛がほしかったのか。
そこから先のセッションは、それまでの抵抗が嘘みたいに力強くスピーディーに進んで、セッションを終えたとき、わたしはめちゃくちゃ大きな安心感に包まれていました。
いず美ちゃんが、「今日の夜は、迎え入れたインナーチャイルドと対話しながら、インナーチャイルドがやりたいことをやってあげるといいかも」と提案してくれたので、わたしはさっきまで怯えて号泣していたのに今はケタケタと笑っているチビさと子に「今夜、何したい?」と聞いてみました。
そしたら、チビさと子は言うんですよ。
「えっとね、ポテチを爆食いしたい」
ポ、ポテチ…!?
「あと、コーラをぐびぐび飲みたい」
コ、コーラ…!?
(次回3に続きます)
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